世界観共有企画「西京PROJECT」の世界観をお借りした、企画内企画の一種です。錬金術と騎士の国、ゴール王国の物語をどうぞお楽しみください。

筆記具(ルスティロ)と錬金具

筆記具(ルスティロ)

 筆記具(ルスティロ)とは、錬金術師が錬金術式を触媒に書き込む際に用いる「筆記用具」です。
それを用いれば空中、水面、地面、あまりやる人はいないでしょうが炎中にも術式が描き出すことが出来ます。
錬金術師たちは、利便性・携帯性の面から万年筆型の筆記具を用いることが多いようですが、もちろん文字が描けるなら形状・大きさはなんでもありです。
インクは硫黄・水銀・塩のどれかですが、一般的に普及しているものは安全性の面からか塩を使ったものが多いです。
昔はインクに羽ペンを浸して術式を描いていたといいますから、便利な時代になったものですね。

錬金具

 錬金具とは、錬金術使用免許を持たないものでも比較的安全に錬金術を使えるようにと考案された「簡易錬金術式」の通称です。
あらかじめ決まった効力を発揮するように術式が彫り込んであり、それに触媒を接触させることで効果を発揮させます。
一般に普及しているのはほぼ護身用の効力を持つものです。錬金術が犯罪に悪用されてはいけませんからね。

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