ゴール王国

　ゴール国民祭(Fête nationale Gauleaise)は、王国の建国記念日である2月14日の前後および当日に、ゴール王国全土で盛大に開かれる建国祝いの祭りです。
　2月始めから建国記念日前夜までは各地で小さくイベントが開催されつつ準備を行い、きたる当日から2月の終わりまでは、各地で毎日のように宴が開かれます。首都のアルカンシエルではエール、オーの騎士団メンバーによるパレードが行われ、国王もパレードの華として参加します。祭りではゴール自慢のワインが派手に振る舞われるので、酔っぱらいが出やすいのが玉に瑕。祭りの間、首都の灯りは決して消えることがないとまで言われます。ゴール国民祭は例年、前期祭、国王誕生祭、後期祭の三部に分かれています。

「ヴィヴ・ラ・ゴール！愛と平和を叫ぶこの良き日を今年も迎えられたことを、全ての我が国民(かぞく)たちに感謝しようではないか！！」

　現国王、ジェラール5世ことジェラール・ド・ラ・アルテュセールの誕生日が建国祭期間中の2月14日のため、国王の誕生パーティーが2月12日から19日の7日間の間行われます。この一週間は王宮の大広間が一般解放されており、誰でも自由に観光・パーティーへの参加が可能です。ですが夜の部の舞踏会に参加できるのは、招待状を贈られた人のみとなります。